福島市の老舗 奥田茶舗

電車に乗って福島市に。
県庁周辺にいつも気になるお茶屋さんがあったので、
徒歩のこの日、訪ねてみました。

奥田茶舗

奥田茶舗
店内には、茶箱や時代を感じさせる茶壷が棚にぎっしり飾られています。

創業は明治35年。納得です。

明治期、お茶は日本の輸出産業の20%を担っていた一大産業。お茶の生産量の60%は輸出用だったとのこと。

今は、抹茶が外国人観光客に愛されていますが、日本茶は100年以上前から外国で飲まれていたんですね。
(おもな輸出先のアメリカでは日本茶にミルクと砂糖を入れて飲んでいたので、抹茶のお菓子に近い風味だったかもしれません)

その頃の、輸出用のラベルが店頭に飾っていました。

奥田茶舗 蘭字

静岡茶を中心とした自慢の品はもちろん、
お茶器の品揃えも豊富で、湯飲みや急須だけでなく、湯冷ましが何種類も。

そして、先代からの常連さんが集って、サロンのように、情報が集まってきている、
風格を感じたお店です。

そして、おかみさんがとても気さくだったのが印象的でした。

奥田茶舗 ウィンドウ

読書会とお茶

2015年から参加しているスペシャリスト女子会 

読書会ファシリテーション

毎回、季節の飲み物を会場で提供しています。

9月21日行われたスペシャリスト女子会「自分らしく輝きたい女性のためのおしゃべり会」では、秋の季節感をテーマに、
和菓子とあたたかいお茶を楽しんでいただきました。

茶香炉でお出迎え
茶香炉でお出迎え

 

わたしたちが自分らしく、豊かに人生を送るには、のテーマのもと、
一歩前に進む踏み出すためのヒントになればと、
スペシャリスト女子会ではセミナーや交流会を毎月開催しています。

「女子会」というネーミングに似合う色どりがあればいいね、ということで、初回から地元産のスイーツも楽しんでいただいているんです。

今回は、平田屋の菊の練きり。
あんこを使った和菓子には、すっきりした煎茶が合うので、今回は茶舗なかまちさんの煎茶を用意してみました。

池の台平田屋さんの練きり

煎茶の旨みとさわやかな苦みをほどよく出すためにはお湯の温度を、適温に。
70℃~80℃に下げるために、急須に入れる前にお茶を移し替えます。
湯飲み茶わんに一旦お湯を注いでから急須に注ぐと、お湯は温度が10℃冷めるのです。

練きりには上煎茶

おいしい茶葉は2煎目もおいしくいただけますので、ポットを各テーブルに用意しました。

読書会とお茶の風景

お湯の温度が低くなったら、今度は旨みが前に出てくるので、違う味わい方ができるんですね。

今回は本を通して著者のメッセージを言葉から紡いでいく作業。
みなさんのアイデアが湧き出るような、リラックスした状態にお茶がお役に立てますように……。

みんなそれぞれの課題に照らしたキーワードが重なり交わっていきながら、ひとつのテーマ性をもった言葉が立ち現れて、

自分の次の一歩が見つかり、エネルギーがみなぎってくる。
素敵な読書会でお茶をお出しできたこと、とてもうれしい体験でした。

cafeで玉露を楽しむ朝茶会に参加してきました

郡山市の合同庁舎に隣にあるガラスで囲まれたCafe「OBROS COFFEE」で、同じ通りにある静岡屋茶舗さんが、「JAPANESE EXPERIENCE」を開催しています。

八女茶伝統本玉露
朝7時30分からのお茶会。
今回は玉露がテーマです。

静岡屋さんが持ってきてくれたのは、福岡県の八女茶(やめちゃ)伝統玉露。

玉露は直射日光を遮断して育てた茶葉。旨味がたくさんん含まれていて、
苦味が抑えられています。

sizuokayasan-gyokuro

玉露をいちばん美味しく飲めるお湯の温度、60 ℃まで下げ、じっくり茶葉が広がるのを待ちます。

湯釜
茶碗にお湯を移し替えて温度を調節します。湯釜がいいですね。

玉露の一煎目は口いっぱいに広がる旨味。


この日9月9日は五節句のひとつ、重陽(ちょうよう)の節句ということで、
この節句の習慣にちなんで栗のおこわとナスの甘露煮を二煎目とともにいただきました。

二煎目。お茶の渋み苦味が程よく出て、すっきりとしてバランスが素晴らしい。

玉露二煎目も別の美味しさ
水色も濃くなり、爽やかさを感じられます。
上質の玉露なら5煎目ぐらいまで美味しく飲めるのですって。

 

この日の注目は2015年農林水産大臣賞1等を取った八女茶 伝統本玉露(1kg20万円なのだそう)。
しっかり寝かせて熟成されたものだそうです。
品評会1等賞の玉露

一煎目をいれた後の茶葉。茶葉が鮮やかで、柔らかいのに針のように揃っています。品評会用のお茶は揉みなどの加工段階で使う機械も特別なものだとか。
これまで味わったことのない旨味の純度に驚くばかりでした。

菊の品評会に興じた日でもあったという重陽の節句に合わせて、
菊の練り切りを出していただきました。

和菓子 菊の練り切り

池ノ台の平田屋さんの和菓子です。

おこわは八山田のはましょうさん、
ナスの甘露煮は小田原屋さん。

お茶会を通じて、地元の美味しいものにも出会えたスペシャルな朝会。

玉露はカフェインが抹茶や煎茶よりも多く含まれているので、朝にはぴったりなんですよね。

静岡屋茶舗
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OBROS COFFEE
https://www.facebook.com/obroscoffee/